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コラム タグ記述式ゲーム制作ツールのお約束

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    タグ記述形式のゲーム制作ツールについてですが。
    それぞれのツールでタグの書き方は違いますが、動作原理が似ていることはあります。
    それは次のような点です。


    ・ゲームエンジンが初めに読み込むファイル(スクリプト)が決まっている

    ・スクリプトは先頭から終わりに向かって順に実行されていく

    ・ゲームエンジンは命令されたことしかしない


    例をあげると「吉里吉里/KAG」の場合「first.ks」というスクリプトファイルが一番に読み込まれるというお約束になっています。
    ※「.ks」という拡張子は吉里吉里/KAG用のスクリプトファイルにつけるもので、中身はテキストです

    だから、「first.ks」を削除してしまったりすると、ゲームエンジンはどうしていいか分からなくなって動きません。

    このようにタグ記述形式のツールには、ほとんどの場合初めに読むファイルが決まっているので、それを確認しておくことが重要です。


    そうして読み込まれたスクリプトファイルは「先頭から順に実行」されていきます。
    この法則も、違うツールにお目にかかったことがないので、たぶん共通です。

    だから、普通はゲームエンジンにやって欲しい順にタグを書いていくのです。

    まずサークルロゴを表示して、次にゲームタイトル画面を表示させてメニューを選択させる……、という感じで。

    でも、全部実行されては困ることもありますよね。
    選択肢があって数行飛ばして実行してほしい場合や、スクリプトファイルの容量が大きくなってしまってファイルを分けたい場合もあるからです。

    実行する場所を指定したい時は、タグで指示します。

    ファイルを分けたいなら、ファイルの終わりに「次に読み込むファイルは○○です」という命令を書いておく。
    実行してほしくない部分があるなら、その前で「A地点にジャンプしてください」という内容のタグを書く。
    そして、ジャンプ先には「ここがA地点です」という目印を書いておく。

    選択肢を表すタグはジャンプする先とセットになっています。
    ゲームエンジンはそれを読んでスクリプトを実行する場所を変更してくれます。そして変更した後は、やはりその場所からファイルの終わりに向かって進んでいきます。
    さらに別の場所に進んでほしい場合は、またタグで命令を出すというワケです。

    ゲームエンジンに何をさせたいのか、どう動いて欲しいのか。
    その指示を出しているのがタグです。

    ツールによって記述方法は違いますが、大体の動作原理はこのような感じです。


    あと、最後ですが。
    当たり前のことなのですが、ゲームエンジンはタグで命令されたことしかやってくれないのです。
    変な動作をする場合は、十中八九タグの書き方が間違っています。
    ツールのバグでない限り。
    おかしいと思ったら、自分が間違っているのだろうという意識でスクリプトを見直した方がいいと思います。
    posted by: 石山 奈尚 | コラム | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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